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| 林業 日本の林は私有林と国有林では私有林の方が多く、針葉樹と広葉樹では針葉樹の方が多く、天然林と人工林では人工林の方が多い。また、木材の自給率は20%程度である。 天然の3大美林とは秋田のスギ、青森のヒバ、木曽のヒノキである。 人工の3大美林とは奈良の吉野のスギ、三重の尾鷲のヒノキ、静岡の天竜のスギである。 漁業@ 漁業の種類別に生産高を並べると、1位は沖合漁業、2位は沿岸漁業、3位は養殖業、4位は遠洋漁業である。 遠洋漁業は数週間から数ヶ月かけて、インド洋でかつお、まぐろ、北洋でさけなどをとり、北洋での遠洋漁業を特に北洋漁業という。沖合漁業とは数日かけて、いわし、さんまなどをとる。沿岸漁業は日帰りでさば、あじ、たいなどをとる。 寒流の魚を五十音順に並べると、カニ、サケ、サンマ、タラ、ニシンであり、暖流の魚を五十音順に並べると、アジ、イワシ、カツオ、サバ、マグロである。 漁業A 魚介類の輸入は増えていて、日本は輸入額で世界1位である。また、20年前の魚介類の自給率は100%近かったのに対して、最近は50%程度になっている。輸入額の1位はエビ、2位はマグロである。 水あげ量の1位の漁港はマグロの遠洋漁業の基地になっている焼津、2位は銚子、3位はタラ、サケなどの北洋漁業の基地になっている釧路である。 糸と針を使う漁法にはつりざおを使う1本づりと、えさの付いた針を海中に複数しかけるはえなわがある。カツオは一本づり、マグロははえなわ漁法を使う。 漁業B 海中にあみをしかけておく漁法には3種類ある。袋状のあみに魚を追い込む定置あみ、平面のあみに魚をからませるさしあみ、灯りで集まった魚をあみですくうぼう受けあみである。 海中のあみを動力で引っ張る漁法には3種類ある。あみの両端を陸にいる人が引く地引あみ、両端を船が引くトロール漁法、片端を固定し、片端を船が引くまきあみがある。 ぼう受けあみでとる魚には、灯りを好むサンマがあり、海底をさらえるトロール漁法出とる魚には、海底にいるカレイがある。地引あみでとる魚はアジなどの沿岸にいる魚である。 養殖 養殖の収穫量の1位はのり、2位はホタテ貝、3位はカキである。 のりの養殖地としては佐賀県の有明海があり、ホタテ貝は青森県の陸奥湾、カキは広島湾と宮城県の仙台湾がある。 うなぎの養殖地としては静岡県の浜名湖、わかめは岩手県の三陸海岸、しんじゅは三重県の志摩半島、ハマチは愛媛県の宇和海、コイは茨城の霞ヶ浦が有名である。 工業@ 工業は大きく2種類に分けられ、戦前に中心だった軽工業と戦後に中心となった重化学工業がある。 軽工業はせんい、食料品、陶磁器やセラミックのように釜を使うよう業に分けられる。重化学工業は生産額の順に機械、化学、金属工業に分けられる。 日本の工業の中で生産額1位は機械工業であり、全体の50%近くを生産している。2位は食料品工業、3位は化学工業である。 工業A 日本の工業は、企業数で2%の大企業が、日本全体の生産額の約60%を製造している。また、4大工業地帯が日本全体の生産額の約40%を生産し、工業地域を含めると全体の約70%を生産している。 機械工業の生産額の1位は約30%を占める自動車関係であり、船とオートバイを含めた輸送用機械だと約40%を占める。自動車の生産額の1位は日本、2位はアメリカであり、船舶の1位は韓国、2位は日本である。 化学工業の生産額の約30%は石油からガソリン、灯油、コールタールを作るものであり、約20%は石油からナフサを作り、それからとれるエチレンを使ってプラスチックや合成ゴムを作るものである。この2つを石油化学工業という。 工業B 金属工業の生産額の1位は約30%を占める鉄鋼業である。鉄鋼の作り方は2段階に分かれる。まず、鉄鉱石に石灰石を混ぜて高炉に入れ、石炭でできたコ§Fに入れて加熱して鉄鋼にする。 世界の中で鉄鋼生産の1位は中国、2位は日本であり、鉄鋼輸出の1位は日本、2位はドイツである。鉄鋼輸入の1位はアメリカである。 食料品工業にはパン菓子製造、酒類製造、ハムやバターなどの畜産食品製造、ちくわなどの水産食品製造があり、それぞれ生産額の約10%ずつを占めている。製品別の生産額の1位はタバコである。 工業C 繊維工業の生産額の1位は全体の約40%を占めるはポリエステルであり、2位はナイロンであり、両方とも石油から作られる合成繊維である。。3位は天然繊維である綿糸である。 よう業の生産額の1位は約50%を占めるセメント関係であり、2位はガラス関係であり、3位は陶磁器関係である。陶磁器の利用の1位はタイルである。 紙は木材を水に溶かしたパルプやリサイクルされた古紙を原料とするが、原料のうち、約60%は古紙である。また、パルプのうち、約70%は輸入木材から作られている。 資源・発電 地下資源で約100%を輸入に頼っているものを五十音順に並べると、石炭、鉄鉱石、銅、ボーキサイトがあり、90%以上を輸入に頼っているものを五十音順に並べると、石油、天然ガスがある。また、まったく輸入していないものに石灰石がある。 発電の1位は全体の約70%を占める火力発電であり、2位は原子力発電、3位は水力発電である。 約20年前に始まったものに地熱発電があり、約10年前に始まったものに風力発電がある。 工業地帯@ 工業地帯は東京から横浜にかけての京浜、愛知県南部の中京、大阪から神戸にかけての阪神、福岡県北部の北九州の4つある。生産額の順に並べると、中京、京浜、阪神、北九州である。 京浜はマスコメ[トアイランドなどにせんい産業の企業が多く、北九州は水産物加工などの食料品工業が多い。 4つの工業地帯の機械工業の生産額の割合を見ると、京浜は電気メーカーが多いため全体の50%近くで、中京はトヨタの影響で約65%になっている。 工業地域 工業地域は東京から千葉にかけての京葉、静岡県の東海、瀬戸内海周辺の瀬戸内、群馬・栃木の関東内陸工業地域がある。 工業地域の生産額の割合を見ると、京葉と瀬戸内は石油化学コンビナートがあるため化学工業の割合がそれぞれ約30%と約20%と多い。 工業地域の生産額の割合を見ると、東海はヤマハの影響で機械工業の割合が50%を超え、関東内陸も50%に近く機械工業が多い。 伝統工業 昔からある工業を伝統工業といい、糸を織る織物、布を染める染物、やきものといわれる陶磁器、ぬりものといわれる漆器などがある。 織物の材料となる糸は絹と綿と麻がある。代表的な絹織物には鹿児島県の大島つむぎ、茨城の結城つむぎ、京都の西陣織などがある。また、代表的な綿織物には福岡県の久留米がすりが、麻織物には新潟県の小千谷ちぢみがある。 染物には京都の京友禅、石川県の加賀友禅がある。陶磁器には佐賀県の有田焼、石川県の九谷焼、愛知県の瀬戸焼がある。漆器には石川県の輪島塗や福島県の会津塗がある。 公害 1950年代に起きた4大公害の原因は、熊本県の八代海で起きた水俣病と新潟県の阿賀野川流域で起きた新潟水俣病は有機水銀であり、富山県の神通川流域で起きたイタイイタイ病はカドミウムであり、三重県の四日市市で起きた四日市ぜんそくは亜硫酸ガスである。 現在の環境問題で苦情の1位は大気汚染、2位は騒音、3位は悪臭、4位は水質汚濁である。 1960,70年代にできた環境関係の法律と役所である公害対策基本法と環境庁は、1990年代に環境基本法と環境省になった。 輸送 荷物の輸送である貨物輸送手段の1位は全体の約50%を占める自動車であり、2位は約40%を占める船舶であり、3位は鉄道、4位は航空機である。 40年前の貨物輸送手段は1位は船舶、2位は鉄道、3位は自動車であった。 人の輸送である旅客輸送手段の1位は全体の約60%を占める自動車であり、2位は約30%を占める鉄道であり、3位は航空機、4位は船舶である。40年前は1位は鉄道、2位は自動車、3位は船舶であった。 |